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電力の産直“顔の見える電力”が実現する

- 2019OLE, 8月3日セミナー, すべてのセミナー, オーガニックライフスタイルEXPO, 終了したセミナー
電力の産直“顔の見える電力”が実現する
―ソーラーシェアリングと有機農業―
【基調講演】電力の産直
~“顔の見える電力”が実現する

有機農業が広がってきたように、電気の産直が始まり、広がっていこうとしています。“ソーラーシェアリング”と“作り手の顔が見える電力システム”が、それを可能にしているのです。生産者は、畑で有機野菜を作りながら、さらに電力も生産。消費者が、顔の見える生産者から、有機野菜と一緒に電気も買える…という時代の到来です。そのシステムを作り上げた、みんな電力の大石氏に、最新の情報とこれからの展望についてお話しいただきます。


大石英司 氏
みんな電力株式会社 代表取締役

【第1部:トークセッション 福島における事例】

原発事故以降、壊滅的と言われていた福島の有機農業。福島産のみならず、今でも“東側の野菜”を拒否する消費者も決して少なくはありません。事故当初、生産者の中には、まことに残念ながら、絶望して自ら命を絶ってしまった方もいらっしゃいました。
しかし、土の持つ力が再認識され、2014年頃から復活の兆しが見えてきたのです。これまで、農業で、昔ながらの「産消提携」に取り組んできた人々が、同じ形で電力事業にも取り組み始めました。その最先端を走っている方々にお集まりいただき、農業と発電事業との連携、これからの農業及び地域の在り方を語り合います。生産者と消費者が直接結びつくことによって、3.11を皆が忘れつつあるこの時期に、改めて、福島からの視線を軸に、日本の農の未来を考えます。


●渡邊千春(合同会社SUSKENERGY創設者)


●三浦広志(農業生産者/NPO法人野馬土 代表理事)


●ファシリテーター … 渡邊智恵子

【第2部:トークセッション  日本の農業の未来 ~ソーラーシェアリングと有機農業】

近年、国としては、大規模で企業的な農業や輸出農業が推進されています。しかし、日本の農地の多くは中山間地農業や都市農業であり、農家の97%は家族農業。その部分を持続可能な農業として盤石なものにしていかなければ、日本の農業に未来はありません。国連でも、家族農業が食料の安定供給と貧困・飢餓撲滅に大きな役割を果たしているとし、2019~2028年を「家族農業の10年」と定めています。そういう視点から日本の農業を見つめたときに、大きな鍵となるのが、「野菜を作ると同時に電気も生産し、消費者に産直する」というシステム。農業のエネルギー自給と経済的自立を促します。
すでに国内でソーラーシェアリングのメッカとして知られつつある千葉県匝瑳から、「市民エネルギーちば」の東さん。福島で原発事故を体験し、さらに、地元で信頼されていた医師であった父を亡くした後、エネルギー事業を手掛けて具現化してきた高橋さん。そして、現在千葉を拠点に農業・子育て・歌手活動に従事し、ソーラーシェアリングの導入を開始しているYaeさん。それぞれの現状を共有化し、未来の日本の農業とエネルギー産業を語っていただきます。


●東光弘 (市民エネルギーちば株式会社代表)


●高橋荘平 (一般社団法人えこえね南相馬研究機構 理事長)


●Yae  (鴨川自然王国/半農半歌手)


●ファシリテーター 徳江倫明(一般社団法人フードトラストプロジェクト 代表理事)

日 時:8月3日(土)10:30~13:00 (10:15 受付開始)
(※ 開催時間が10:30~ となりました)
会 場:新宿NSビル B1小ホール (オーガニックライフスタイルEXPO会場)
定 員:45名
参加費:無料
こちらのセミナー申込は締切りました。
当日受付も若干ご用意できる可能性もございますので、お時間になりましたらセミナー受付にお越しください。
※当セミナーへのご入場は8月2日・3日新宿NSビルにて開催される、「オーガニックライフスタイルEXPO」への入場証が必要となります。
入場招待券をお持ちでない方は、事前登録を公式ホームページより行っておりますので、事前登録をお願い致します。
https://ofj.or.jp/access.html

電力の産直“顔の見える電力”が実現する」への2件のフィードバック

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