オリンピック&パラリンピック食材調達基準を考える
オリンピック・パラリンピックはロンドン大会以来、食材調達基準(フードビジョン)が決められ、
それに沿った食材の調達となっている。全体を方向付けるテーマは「環境」と「持続可能性」。
選手村で使用される食材はベース基準としてGAPの導入があり、推奨基準として「オーガニック」となっている。
リオ大会では、さらに強化されている。さて東京オリパラはそれに向けてどう動くのか?
オリンピック・パラリンピックにおける食材調達基準は、2012年ロンドン大会、
2016年リオ大会のいずれにおいても、「食の安全」「トレーサビリティー」
「汚染リスクの管理」「環境保全的・倫理的・動物福祉的な基準」
「持続可能な生産工程管理を行う生産者からの調達」など、
オーガニックでエシカルな視点が求められました。2020年の東京大会においても
このニーズが益々強くなっていくことは確実で、既に食材調達に関する組織委員会が発足し、
高品質で海外にも堂々と誇ることの出来る国産食材の生産・確保に向けて動き出しています。
この大きな機会を、大会中の選手村やキャンプ地の食材として採用されることだけで
終わらせてしまうのではなく、2020年以降もインバウンドのニーズに応えられる
生産・広報・物流の体制を構築し、オーガニックマーケットの起爆剤として
活用していきたいものです。そのために、私たちが今なすべきことは何か、
農林水産省の担当分析官・栗原眞氏と、(社)オーガニックヴィレッジジャパンの高橋勉を
ゲストにお迎えして話し合います。
●「東京オリパラ食材調達基準とオーガニックの可能性」
栗原眞(農林水産省 生産局農業環境対策課 農業環境情報分析官)
●「キャンプ地にオーガニックを」
高橋勉(一般社団法人オーガニックヴィレッジジャパン設立発起人/NPO法人日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会理事長)
●「東京オリパラ食材調達戦略会議について」
徳江倫明(一般社団法人オーガニックフォーラムジャパン会長)
●トークセッション … 栗原/高橋/徳江
開催日時: 11月19日(土) 12:00~13:30(11:45受付開始)
開催場所: 東京国際フォーラム ホールE オーガニックライフスタイルEXPO会場 セミナールーム
お 申 込: 当セミナーは無料となります。
※当セミナーへのご入場は11月18日・19日東京国際フォーラムにて開催される、「オーガニックライフスタイルEXPO」への入場証が必要となります。事前登録は公式ホームページより行っておりますので、事前登録をお願い致します。
https://ofj.or.jp/access.html
主催:次代の農と食を創る会
共催:一般社団法人オーガニックフォーラムジャパン、一般社団法人フードトラストプロジェクト