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『森里海会議in南三陸スタディツアー』

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『森里海会議in南三陸スタディツアー』
-南三陸で森・里・海を繋ぐ。志を持った人を繋ぐ。“今”を“未来”に繋ぐ-


2017年12月に開催された『森里海会議2017』で、私たちは、森・里・海、そしてそれらを繋ぐ川の連環が、環境保護の観点からも、心豊かな暮らしを送る上でも、とても大切なことなのだということに気づきました。さらに、あの会議は、森・里・海、それぞれのフィールドを守り残すために個々に頑張ってきた方々を“点”から“線”にネットワークするという出会いの場でもありました。

今後、私たちは、「森里海を繋ぐ」というあの会議で得たコンセプトを“点”から“線”へ、さらに“面”へ…と広げ、より多くの人々に発信していくため、様々なセミナーやイベントを引き続き開催して参ります。さらに、志を同じくする方々とのネットワークを創り、森里海の循環に繋がる様々な“モノ(商品)”や“コト(活動)”にスポットを当てていく取り組みに繋げていければと思います。

2018年度は、そのスタートとして、この一連の活動の中で推奨され、紹介された商品や活動を、2018年9月開催の『オーガニックライフスタイルEXPO』の「森里海会議ブース」において展示するとともに、「森里海会議商品カタログ(仮称)」を作成し、EXPO終了後も継続的に紹介していけたらと考えています。地域の環境に配慮したこれらの商品や活動は、SDGsの観点からも、2020年のインバウンド需要に備えるためにも、大変重要なテーマと言えます。多くの小売店及び外食産業関係者の協賛を得ながら、大きな流れを創り出していければと思います。

その第一弾の舞台となるのが、南三陸です。宮城県南三陸町は全域が分水嶺の内側に囲まれた地形で、森里海の恵みが豊かな町。一次産業を主要産業とする同町の源泉は、面積の77%を占める山林からもたらされています。森が育むミネラルや栄養分をたっぷり含んだ水は、川や水田を潤し、さらには海に注ぎ込み、牡蠣やホタテをはじめとする水産資源の貴重な栄養分となるのです。このことは、“山に樹を植える漁師”として世界的に有名は、畠山重篤さんの活動によっても知られている通りです。

森林資源の適切な管理と利用は、里や海の豊かな恵みに繋がります。東日本大震災では多大な被害を受けましたが、その復興にあたり、「南三陸バイオマス産業都市構想」を策定。町内の団体がそれぞれFSC®FM(forest management)認証とFSC®CoC(Chain of Custody:加工流通過程の管理)認証、およびASC養殖場認証とASC CoC認証を取得しました。山と海の2つの国際認証を取得した団体が両方存在する自治体は、日本初。世界的にも稀有な事例です。

今回のツアーでは、まず、「フェアウッド」によって森を育て家具を造っている佐藤岳利さんのご案内で栗駒を訪ね、森林保護と林業と家具作りの現場を視察。その後、南三陸に移動して、海のエコラベルASC認証取得の現場を視察します。さらに、夜は、宿泊施設「いりやど」において、「森里海会議」の主催者である徳江倫明・渡邊智恵子、そして、FSC・AFC認証に関わった地元の方々などとともに、じっくりと意見交換会・交流会を行います。そして2日目となる翌日は、畠山重篤さん率いる「NPO法人森は海の恋人」が開催する植樹祭に参加。今年は30周年という大きな節目を迎える記念すべき植樹祭になります。

森里海の連環を肌で感じ、様々なフィールドのキーマン達と車座になって意見交換を行い、これからの環境保護の在り方と、そのためのビジネス構築について、皆様とともに考えていける機会になれば幸いです。

■日程 2018年6月2日(土)~3日(日) 2日間
■集合(解散)場所・時刻 :東北新幹線くりこま高原駅 10:00
■現地研修会スタディツアー参加費用  お1人様 25,000円
<費用に含まれるもの>宿泊代(相部屋朝夕2食付)、研修会用貸切バス代、視察費、昼食1回、消費税込。
<費用に含まれないもの>集合解散場所までの交通費(東北新幹線代等)、その他個人的費用
※シングルルーム利用希望者は、追加費用お一人5,000円となります。(数に限りがあります。)

■定員:40名 (最少催行人員30名)
※講演や視察の学びの収穫や参加者同士の交流を深めるために定員を少なく設定しています。   
※ご希望の方は早めにお申込みください。(先着順)                       

■スケジュール(予定)                                   
<1日目>
[参考:東京発7:56<はやぶさ103号>くりこま高原9:59着]
10:15 くりこま高原駅出発後の車中(FTP徳江代表、参加者紹介など)
10:45 栗原木材(株)製材所視察、大場代表説明、ワイス・ワイス佐藤代表を含めて昼食交流会 14:00
15:30 南三陸町志津川湾周辺(海のエコラベルASC認証取得の現場視察)16:30  
17:00 まなびの里 いりやど(休憩、夕食)
19:00 まなびの里 いりやど(FSC、AFC認証を含め主催者、地元から事例紹介、意見交換会)21:00 終了 
<2日目>
08:00 宿舎出発後の車中(車内レクチャー等) 
09:00 ひこばえの森交流センター(一般社団法人森は海の恋人主催30周年記念植樹祭参加) 12:00
12:45 気仙沼港周辺 (昼食等自由時間)14:30  
16:00 くりこま高原駅(到着後解散予定) 
[参考:くりこま高原発16:57<はやぶさ110号>東京18:56着]
※天候や現地の状況により、内容が変更になる場合があります。                           

申込はこちらをクリック
※外部リンク 有限会社リボーン〈エコツーリズム・ネットワーク〉の申込フォームへ繋がります

有限会社リボーン 森里海会議in南三陸スタディツアー 案内ページはこちらをクリック

主催:一般社団法人フードトラストプロジェクト
共催:一般財団法人森から海へ、一般財団法人22世紀に残すもの
協力:ワイス・ワイス株式会社、一般社団法人サスティナビリティセンター、結アソシエイトほか
旅行企画・実施:有限会社リボーン<エコツーリズム・ネットワーク> 埼玉県知事登録旅行業第2-1198号 ANTA正会員

『森里海会議in南三陸スタディツアー』」への1件のフィードバック

  • ピンバック: 「森里海会議 in 南三陸スタディツアー」2018年6月2日(土)~3日(日) – Organic Press

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