伊/仏 オーガニックマーケットスタディツアー報告会
-ヨーロッパの事例から、日本のオーガニックマーケット活性のためのヒントを抽出する-
(社)フードトラストプロジェクト 及び (有)リボーン〈エコツーリズム・ネットワーク〉は、2017年10月14日~23日の10日間、イタリアとフランスへのオーガニックマーケットスタディツアーを催行致しました。
イタリアでは、『有機協同組合IRIS』(農作物の生産から加工までを手がける)や、『アルチェネロ社』(農業生産者とメーカーをコーディネートし、製品企画・プロデュース・販売・レストラン運営までを手がける生産者団体で、日本への輸出量も多い)、『一本の藁』という名称のGAS(連帯購入グループ=日本で言うところの“提携”を運営)などを視察。アグリツーリズモにも宿泊しました。フランスでは、ムアンサルトゥー市 及び パリ2区において実施されているオーガニック学校給食の実態や、協同組合が運営するオーガニック専門店『ヌーヴォーロバンソン』、パリ18区の郵便局の屋上に造られたオーガニック農園(温暖化防止/気候変動による食料不足への対策)、ラスパイユ通りのオーガニック朝市、そしてフランス最大のオーガニック展示会『NatExpo』などを視察。料理におけるCO2の削減を目指すNPOボン・プール・クリマが営む会員制レストラン『ル・フロリモン』でのディナーも体験しました。
これまでのスタディツアーと同様、今回も、アルチェネロ社の会長、ムアンサルトゥー市の助役、パリ2区のブドー区長など、それぞれの現場でキーマンのお話を伺ったり、意見交換会を行ったりと、単なる観光ツアーとは異なり、じっくりと見て、しっかりと学べる内容になったと自負しております。そして、今回もまた、帰国後、ツアー参加者からそれぞれレポートを提出していただき、その原稿を1冊にまとめたツアーレポート集を発行する運びとなりました。(前回発行したツアーレポート集も充実した内容のものになり、お陰様でほぼ完売しております。)
このたび、ツアー参加者が再び集い、それぞれの視点からの“気づき”を語り合うとともに、ツアーで学んだ内容をより多くの方々と分かちあい、日本のオーガニックマーケット活性につながるヒントとアイディアを浮き彫りにしていくための報告会を、下記の通り開催する運びとなりました。(※新版のツアーレポート集は後日販売開始いたしますが、今回の報告会にご参加の方に限り、レジュメとして無料で配布致します。)
ツアーに参加なさらなかった方で、「欧州オーガニックマーケットの最新事情を知り、自分のビジネスに役立てたい」とご興味をお持ちの方々(小売店関係者・外食産業関係者・流通業者・農業生産者・オーガニックに興味のある学生さん等)もご参加いただけます。お席に限りがありますので、参加ご希望の方はどうぞお早めにお申込ください。
●伊/仏 オーガニックマーケットをふりかえって
徳江倫明(一般社団法人フードトラストプロジェクト代表理事)
●伊/仏/日におけるオーガニック学校給食について
山本慎吾 氏(NPO法人グレインズ・イニシアティブ)
●伊/仏 有機農業の生産現場に学ぶこと
東正隆 氏(農業生産者・山梨県北斗市)
《コメンテイター》
●マーケティング的見地から読み解く伊/仏のオーガニック
小川孔輔(法政大学経営大学院教授)
(質疑応答・意見交換:20:00~20:30)
場所:プレイスW
東京都千代田区九段北4-3-26 政文堂ビル1F
(市ヶ谷駅より徒歩8分/2Fは株式会社ヴォンエルフ)
http://woonerf.jp/company/outline.html
参加費 : 一般3,500円(税込)/ メルマガ会員(※) 3,000円(税込)
※一般社団法人フードトラストプロジェクトのメルマガ『オーガニック通信』に読者登録なさった方
⇒これから読者登録なさる方も、今回から会員料金を適応させていただきます。
お申込:こちらのセミナー申込は締め切らせて頂きました
定員:50名(定員になり次第締め切らせていただきます。)
「第14回フードマーケティングセミナー
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ピンバック: フードマーケティングセミナー「伊/仏 オーガニックマーケットスタディツアー報告会」2018年4月20日(金)開催 – Organic Press