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延期 ★水俣病公式確認60年 シネマ&トークの夕べ★

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延期のお知らせ

★水俣病公式確認60年 シネマ&トークの夕べ★延期のお知らせ

「有機農業の原点を考え次世代に繋ぐセミナー」ですが、諸般の事情により、延期とさせていただきました。
ご理解の上、よろしくお願いいたします。

延期後の日程が決まりましたら改めて告知いたします。

一般社団法人フードトラストプロジェクト セミナー事務局

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■■■■『有機農業の原点を考え次世代に繋ぐセミナー 第0回』■■■■
-映画『水俣の甘夏』上映会と、水俣を知り、福島に学び、次世代に語り継ぐ-
今年は、「公害」の原点である水俣病公式確認から60年です。
様々な角度から「水俣」を感じる、考える催しが行われています。

そして、水俣が日本で始まった有機農業運動の「一つの原点」であることはあまり知られていません。今回はそこに焦点を当て、シネマ&トークという形で構成します。

水俣病公式確認から今年で60年。原告(被害者)の支援活動に尽力した柳田耕一。被告の家族として問題の渦中で幼少期を過ごし、後に有機農業運動に生きる場所を見出した徳江倫明。そして、水俣病問題をきっかけに有機農業を志し、水俣から得た学びを活かして、後年新たに発生した悲劇・福島原発事故の被害に向き合っている魚住道郎。

彼らが一同に介して“水俣”を語る、最初の(そしておそらく最後になるであろう)場を設けます。彼らの“これまで”を受け止め、“これから”の時代を切り拓いていく若い世代の代表者として、(株)マイファームの木本一花も登壇。

水俣の海の汚染によって漁師をやめて陸に上がり、「被害者である自分たちは、決して加害者にはならない」と、農薬に頼らない農業をしながら生き抜いてきた人々の暮らしと想いを伝えるドキュメンタリー映画『水俣の甘夏』も上映し、柳田氏が解説します。

 

主催者・徳江倫明による開催主旨文書はこちら:http://food-trust.jp/document/seminar100/shushi.pdf

 

会場 R sアートコート(労音大久保会館)

住所 〒169-0072 東京都新宿区大久保1-9-10 TEL 03-5273-0806

電車でお越しの方

JR山手線 『新大久保』駅より徒歩8分
東京メトロ 『東新宿』駅より徒歩8分
都営地下鉄大江戸線 『東新宿』駅より徒歩13分

 

参加費  一般3500円 メルマガ会員3,000円 第一部~三部通し

参加申込 :開催日決定後改めてご案内いたします。

※参加には事前申込、参加費前払いとなります。

プログラム

第一部 16:00-16:50 講演:なぜ有機農業を始めたかー水俣から福島―

魚住道郎( 有機農業推進協会理事/有機農業生産者)

魚住道郎氏が有機農の道へ進むきっかけは水俣病問題にあった。その後茨城で有機農業を継続してきたが、2011年3月11日東日本大震災に誘発された福島第一原発事故で放出された放射能は彼の畑にも降り注いだ。長年続けてきた「提携」による消費者や生活協同組合と協力しながら、被災地の支援を行うとともに、徹底的に被災地、自家農園の土壌と野菜の放射能分析を行い、腐植、バクテリアの多い土壌ほど土がセシウムを抱え込み、野菜に移行する割合が少ないことを明らかにした。この取り組みと結果の公表は多くの有機農業者に勇気を与えた。

彼は言う、「祖先から受け継いできた命の基盤である森・里・海を、私たち日本人は、戦後の工業化・都市化、化学物質偏重の農業等によって荒廃させ、いためつけてしまった。東日本大震災・福島第一原発事故から4年を経た今、「腐食がつなぐ森・里・海の流域自給そして自給農緑(園)を有機農業運動の根幹に据えることが求められている」と。

 

第二部 17:00-17:55

「水俣の甘夏」上映 •1984年/日本/55分•  監督:小池征人•  制作:青林舎

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水俣の公害は、チッソ㈱の排水によって水俣湾の水銀汚染をまねき、漁師から海を奪った。海を奪われた人々が、山にあがり甘夏ミカン作りに取り組む中で、「自分たち被害者は加害者にならない」と、7年かけて農薬の撒布を、農協指導の年18回から3回に抑えていく。畑に生き物が戻り、土が生き返っていった。しかし、予想外の事件が。一部の人が除草剤を散布したのだ。話し合いを重ね、苦悩の数ヶ月を過ごす。彼らは「何一つ公開しなかったチッソと同じことをやれない」「何でもありのままに出そう」との結論に。そして除草剤を散布した仲間を、受け入れる。

 

第三部 18:10―18:40 映画「水俣の甘夏」制作の背景を語る 柳田耕一

「水俣の甘夏」は水俣病患者支援組織の相思社の甘夏産直事業と除草剤使用問題を取り上げた映画である。当時、相思社の除草剤使用問題は購入側の生協や消費者団体を巻き込み、様々な議論を生み出した。柳田耕一氏は相思社初代事務局長であり、その渦中にいた。当時の時代状況を振り返りつつ、問題の本質を語る。

 

18:40-20:30 鼎談:柳田耕一×魚住道郎×徳江倫明(司会)

次世代からの参加 木本一花

最後に魚住、柳田両氏、徳江に加え、次世代の代表として、有機農業体験農園を事業化し、新規就農者向けのアグリイノベーション大学校を運営するマイファーム株式会社執行役員の木本一花さんが鼎談に加わります。水俣病問題の教訓は彼女にどう伝わるのか、これからの取り組みにどうつながり、どう生かせるかを語ってもらおうと思う。

 

登壇者プロフィール:http://food-trust.jp/document/seminar100/profile.pdf

プログラム解説と今後の予定:http://food-trust.jp/document/seminar100/program.pdf

 

主催 一般社団法人フードトラストプロジェクト

共催 一般社団法人オーガニックフォーラムジャパン

一般社団法人CSR経営者フォーラム

協賛 NPO法人日本有機農業研究会

NPO法人アイフォームジャパン

株式会社マイファーム

エフティピーエス株式会社

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